オーディオ用 各種真空管の特性実測データ
 
  



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                          <注>

● このコーナーは、手元にある各種真空管のEp-Ip特性と3定数=増幅率(μ)、内部抵抗(rp)、相互コンダクタンス(gm)=を1本ずつ自作の真空管カーブトレーサーで実測、グラフ化したものです。下の一覧から必要な管名をクリックして下さい。


● 著作権は当方にあります。自作の参考データとしてなら自由に利用していただいてかまいませんが、営利目的の利用は固く禁じます

 真空管アンプの自作にあたっては、メーカーから公表されている真空管のデータシートにあるEp-Ip特性グラフをもとにロードラインを引いて組み上げるのが一般的だと思いますが、いざ完成させてみると、どこもミスってないのに想定よりパワーが出ないとかやたらと歪みが多いとかいったことが頻繁に起こります。というか、想定通りのデータが得られるほうが珍しいと言っていいのでは。

 なぜこうした乖離が起きるのかというと、Ep-Ip特性グラフにはほぼ必ず「AVERAGE PLATE CHARACTERISTICS」の表題が付けられているように、グラフのデータはあくまで「平均・標準的な」ものであって、「1本1本がちゃんとこうなってますよ」と保証するものではないからです。

 後生大事に使っている球たちの本当の素顔は一体どんなものなのか、ペアとして相性が一番良いのはどれとどれなのか、見切りを付けてお蔵入りさせた球たちはどこに問題を抱えているのか。それらを詳しく知るには、どうしても1本1本のEp-Ip特性などを把握しないと始まりません。試行錯誤を繰り返してなんとか実用になる真空管カーブトレーサーを自作し、個体ごとの諸特性を実測したのが以下のデータで、何らかの参考になれば幸いです。


                          ◇◆ Ep-Ip特性と3定数の実測真空管一覧 ◆


 【直熱3極管】  【直熱多極管】(3結)  【傍熱3極管】   【傍熱多極管】(3結)  【傍熱双3極管】
   ・ UX-12A        ・ 5A6(CV4097)     ・ CV1198(AC/P4)     ・ 6Z-P1     ・ 12AX7(ECC83)
   ・ 71A      ・ UY-47B     ・ 12B4-A       ・ 6BM8        ・ 12AU7(ECC82)
   ・ 45      ・ 4P1L     ・ 50C-A10     ・ 6V6GT       ・ 6DJ8(6922)
   ・ 2A3      ・ 33     ・ UY-76     ・ EL34(6CA7)      ・ 6FQ7/6CG7
   ・ UX-26B      ・ その他      ・ 6Z-DH3A     ・ 42(UZ-42)      ・ 6SL7GT
   ・ UZ-12C        ・ 6AV6(準備中)     ・ 5693 (6SJ7GT)     ・ 6SN7GT 
   ・ 10 (VT-25)       ・ 6R-A8      ・ 6267/EF86      ・ 5687WA(WB)
・ 3A/110B(CV1659)       ・ 1626     ・ 6BQ5、7189A     ・ 6N6P(6Н6П)
・ LS8A(CV1676)         ・ 6AH4GT     ・ 6CW5/EL86     ・ 5751
・ 3A/109B(CV1663)       ・ 6EW7     ・ 6K6GT、6AR5     ・ 6AQ8、9AQ8
     ・ 3A5        ・ 485 (準備中)     ・ 50C5      ・ 6BX7GT  
    ・ 3B7      ・ その他       ・ 6F6      ・ 6350 
    ・ 30         ・ 6AU6 (準備中)      ・ 12BH7A(準備中)
    ・ 31         ・ 5933WA     ・ 7308 (準備中)
     ・ その他         ・ C3m (準備中)       ・ その他
           ・ その他    


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